山梨県高校総体が八ヶ岳山麓の北杜市大泉町のサンメドウズ清里スキー場で開催されました。男子２６名、女子５名、総勢３１名の選手で、学校別対抗戦、個人ではインターハイ出場を目指して競い合いました。
１月７日は男子１５kmフリー、女子１０kmフリーが行われました。雪不足のためコースを短縮して行われました。男子１５kmでは今シーズン急激に力をつけてきた進藤選手（北杜高校２年）が、２位の小尾選手（帝京第三高校２年）を４７秒差で抑えて、初優勝しました。女子１０kmでは原田選手（東海大甲府高校３年）が、２位に８分３６秒の大差をつけて初優勝しました。
１月８日は男子１０kmクラシカル、女子５kmクラシカルが行われました。男子１０kmは進藤選手（北杜高校２年）が前日に引き続き二冠達成、女子５kmでも原田選手（東海大甲府高校３年）が二冠を達成しました。
本会場は人工スキー場のため、経験の浅い高校生には、人工雪にワックスを合わすことにひじょうに苦労していました。また、標高の高さ（スタート地点で海抜１６００ｍ）も追い打ちをかけ、選手達には過酷なレースでした。
そのような中で、全力でレースに臨む選手の姿、そして競技役員を務める先生方の情熱、そして保護者の方々の暖かい声援に、山梨県スキー界の明るい未来を感じました。
技術代表 中安正議
