平成１５年１月１３日〜１５日・大泉清里スキー場

第５７回山梨県スキー選手権大会

　昨年までは長野県白馬村岩岳スキー場において大会を開催してきましたが、今回初めて山梨県内の大泉清里スキー場における大会開催を試みました。コースは人工スキー場内に設置したため、２km周回コースで平坦地部分が少なく、選手にとってはかなり厳しいコースとなりました。また、標高１７００メートル、氷点下７度、強風という悪条件の中、選手・役員はよく頑張り、無事大会を終了することができました。

【クロスカントリー第１日目クラシカル・平成１５年１月１４日（火）】
　 男子１０ｋｍクラシカルは、昨年度、一昨年度２年連続優勝の真明剛士（富士吉田スキー連盟）と今年初出場の工藤直樹（富士吉田スキー連盟）、そして６年ぶりに出場する小川壮太（峡東スキークラブ）の３人の接戦となったが、小川選手が前半から積極的に飛び出し、７年ぶり４回目の優勝を果たした。２位は真明選手、３位には工藤選手が入った。高校生の最高は河野淳一（山梨学院大附属高校）の７位が最高だった。
　 女子５ｋｍクラシカルは、先日の県高校総体で２位に入った佐藤由美（山梨学院大附属高校）が初優勝を果たし、２位には春原聡子（日大明誠高校）、３位には菱山和美（山梨学院大附属高校）が入った。なお、佐藤由美は、昨年優勝の佐藤史香（山梨学院大附属高校）の妹である。
　同時に行われた山梨県中学校総合体育大会では、男子５ｋｍクラシカルを原浩司（高根中学校）、女子３kmクラシカルを利根川結花（高根中学校）が制した。
　
【クロスカントリー第２日目フリー・平成１５年１月１５日（水）】
　 男子１０ｋｍフリーは、前日クラシカル優勝の小川壮太（峡東スキークラブ）が安定した滑りで２冠を果たした。２位には工藤直樹（富士吉田スキー連盟）、３位には高校生の河野淳一（山梨学院大附属高校）が入った。
　 女子５ｋｍフリーは佐藤由美（山梨学院大付属高校）が制し、小川壮太と並びクラシカル、フリー両種目の２冠を達成した。
　同時に行われた山梨県中学校総合体育大会では、男子５ｋｍフリーを原浩司（高根中学校）、女子３kmフリーを利根川結花（高根中学校）が前日に引き続き優勝し、ともに２冠を達成した。